好きな人


 アンテナにぶろぐが貼ってあるが、私は高橋理子さんが好き♪


 この書き方微妙に気持ち悪いが、チュウしたいとかいう気持ちではなく、この方のやっていることが好きっていうか・・・芸大出身で大くくりでいう デザイン を仕事にしているってあたりと、そのデザイン感性と、職人ぽい取り組み方みたいなのがいいな〜と思う。


 最近のぶろぐ記事でツボだったのが、お友だちと仏像のまとっている布の素材について語り合ったってやつ。


 結構美術系のものに興味を持っている私であるが、彫刻の、仏像がまとっている布の素材がなんであるかってことに思いをはせたことはない。が、こういうところにチェックを入れる感覚というのは非常によくわかる。でも、この違いが芸大で学んだ人と、小器用な素人の違いかもと、珍しく謙虚に思ったりもして・・・・


 今度から、彫刻みたら、きてるものの素材がなんだろう?っていうのを考えてみようかな。わはは


 それにつけても、この人のぶろぐを読むたびに、あたしは美大に行くべきだったのかもなと思う。受験期に美術の先生から美大受験をすすめられたが、絵を描くのは好きでも、受験対策用のデッサン等々を全くやってなかったので、今からじゃ絶対浪人しちゃうな〜と思ったのが、高3の秋口。


 今にして思えば、若気の至り。あの時点で芸大を含めて美大を受けても、たぶん浪人しただろうが、下手したら二浪くらいはしただろうが、18歳のときから、30年近く、「私は何がやりたいの〜」と考え探し続けてきた過去を思うと、あの2,3年を土の中で過ごしていても、全然遠回りじゃなかったなと。人生に起こることはすべて起こるべくしておこっていて、時々の選択については、後悔するようなもんじゃないと強く思っている私であるが、大人としての人生の起点で誤った道を選んでしまったのかもしれないと、ここだけはちょっと悔やまれますわ。


 受験シーズンは終ったけれど、今年ダメだった受験生諸君よ・・・って、そんな子たちがこのぶろぐを見ているとは思えんが・・・・18,19の失敗は年齢と経験からするとダメージ大きいかもしれないけど、長い人生、その時期の2、3年はあとからいくらでも取り戻せるからね。本当に自分が進みたい道を選んで、あきらめずにがんばってくれたまえ。


 私もがんばりたい。