なんで中古マンションを買うことになったか その1


 昨年(2003年)、今住んでいる賃貸の契約更新前に、今私たちが住んでいるところに、大家の娘さんが入居したいので、次の更新で最後にして欲しいと不動産屋経由で連絡があり、「へ?」と思いつつも、確かに潮時ということもあり、家探しを始めました。


 で、これはこれでいろいろ腹立つ話があるんですが、それはこの際おいといて・・・



 実際に動き始めたのは、年明け2月から。
 手始めに、大手不動産屋に行き、物件探しが始まりましたが、希望しているあたりは、私にとっては田舎〜な気分だったのに、結構・・・いや、かなり高い。あちこちから入手した話を総合すると、どうも「湘南」っていうブランドがあるらしい。



 「湘南」つっても、サザンの湘南とはちょっと違う・・と思うんだけど、でも、確かに高い。横浜市とか下手すると都内でも坪単価ではあまり変わらないとこもあったりするくらいに高い。



 ここまで郊外に来れば、私たちみたいな庶民派会社員夫婦にもちょっとした家が買えるんじゃないか・・・とまで具体的ではないにしろ、漠然とそういうイメージをいただいていた私にとっては、悪い意味で目からうろこな状況。



 もちろん、同じ市内でも地区を変えれば欲しい広さが予算内であったりもするけれど、そうすると駅から離れるばかりでなく、私としては環境とかが気に食わない・・・・でも、希望の場所では希望が持てない・・・という八方塞な状況を目の当りにし、また、不動産屋との相性もいまいちで、面倒くさくなった私たちは、半年ほど家探しをやめておりました。