三社目

 あのさ〜〜、見積もりの数字記入間違いって、基本中の基本のミスなんじゃないの〜?


 どういう了見でああなったのかわからんが、14畳大のLDと7畳大の個室の天井面積と壁が同じってありえないよ。


 見積もりも三社目に入り、数字に弱い私も明細を見るポイントってのがわかってきた矢先。まぁぁ、数字のミスが出るわ出るわ。例の女性蔑視なオヤジだったので、最初は私があれこれ言っても、のらりくらりで、話を最後まで聞かずに他の話始めたりしていたが、そのおかげで怒りモード爆発になった私のスイッチが入り、最初はほんの少し遠慮気味に指摘していのが、がんがんに、全く配慮のない言い方で指摘してやったわさ。目のまで電卓叩いて、夫と数字をどんどん修正して、意味のない項目はでっかいばってんつけて、合計金額とか諸経費とかも、どんどん計算しなおしてやったさ。


 あまりに長期間かけて、その間音沙汰無しで、時間かかってるくせに次々ミスが発覚するもんで、やっと「ごまかしきれない」って思ったようで、最後の方はあきらめたのか(何を?)殊勝に、「すみません」とか「それはやってません」とか、やっと自分の非を認め始めた。最初からそういう態度でいろよって感じ。何を守ってんだか。


 でも、最後の方で少し和やかなムードになったら、急に言葉使いまでかわって、余計なアドバイスなんかしちゃってさ・・・・あほかって感じ。こっちの言うことちゃんと聞かないから、答えが全然答えになってないし、金額入っているけど採用商品わからんし・・・そういうの指摘されたことないかね。そんなに見積もりって甘くていいわけ?つっこんで聞くと、自分でもどれの金額入れたのかわからなくなってるし・・・・適当にやっているのバレバレ。


 あたしはさ、年上の人は無条件に尊重するように教育されている人間でさ、どんなに「あほだなコイツ」って思っても、相手が年上だと、自分より年を重ねている分経験も多く、きっと年をとっているから身に付いている何かがあるはずだって思っててさ、だから年上の人が「ばかじゃねぇの」っていうようなこと言動をしても、その行動とか言葉の根底にあるものを見極めようと努力するたちなんだけどさ、


 あんた、底がしれてますから〜〜!


 残念っっっっつ!


 いいわけばかりしてねぇで、やることやれ斬り〜〜っ!



って感じでした。


 あれで仕事取れてんのかね。最初は大雑把な説明で、「あとは見ていただればわかると思うので」で終らせようとしただろう。あたしゃ、見逃さなかったぞ。

 業者としては信頼できる部分もあるこたぁぁあるけど、やるなら担当替えてくれだな。



 今頃になってなんだけど、一社目のことってほとんど書いてないね。
 今まで三社出してもらって、一社目ってしごくまともだったのよね。提案も納得できるし、金額も妥当な感じがしたし、夫が検算したところによるろ、面積の数字も信頼できたし。問題がないと、あれこれ言うことないってことだね。これが二社目とか三社目だったら、もっともっと褒め称えていたんでしょうが、一社目だったから、ほとんど「見積もり出ました」ってことしか書いてないってことだね。



 ただ、その時にも書いたけど、この一社目はしょっぱなにオオポカをしてくれていて、残念ながら頼めそうもないのよねぇぇぇぇ。いや〜〜、別の意味で残念。

 でもあれだな。もし、万一本命が何か思わぬ落とし穴を掘ってくれちゃったら、とりあえず一社目に頼むんだな。


 どんなポカをしたかは、無事業者が決まって落ち着いたら、落ち着いた気持ちで書きます。


 あああ、あと一社。これは実は本命。


 どうか、まともな見積もりだしてくれますように。くわばらくわばら・・・ってこの使い方は間違ってるのか?