昼ご飯


「はまって論文を書く」ということで有休をとっていた夫と、どっかに昼ご飯を食べに行こうという話しが盛り上がり、ネットであれこれ検索。



(続き)

 
 近くて安心な●磯プリンス、通称磯プリ(この言い方嫌い。だったらわざわざ書かんでも・・・)は、時々お手軽価格の美味しいものフェア〜(こういう名前じゃない)をやっているけれど、今の時期は何もない。美味しそうなものがあるけど、お一人様6000円とか。株でもうけたわけでもないのに、そんな贅沢は許されない。同じ様な理由で、zappaさん(id:zappa)のブログで厳しくチェックした(わはは)、車屋や大磯倶楽部も許されない。だからといって、そこらの適当にいい雰囲気の、適当に美味しいもんじゃなくて、めちゃめちゃ適当な雰囲気でもいいから、ちゃんと美味しいものが食べたい気分だったので、当初のイメージよりはちょっと遠いけど、魚が上手いと評判の、小田原さかなセンター(http://www.sakana-center.jp/top.html)へ。


 行く前に何を食べるかあたりをつけ、お手軽価格で「まぶ茶漬け」ってのを食べさせてくれるお店に直行。


 ぎょこ〜〜(注:漁港)って雰囲気のところにある、なんだか適当な雰囲気のとこだったけど、その適当さが、ふらっとやってきた私の気分に、ベストマッチング♪(こんな言葉あるのか?)最初、路駐を決意していたが、聞くと、隣に漁港の駐車場があるというので、そちらに移動。そこもなんか適当な感じが、居心地よし。「釣り厳禁」の看板の隣にいる釣り人を発見して、妙にうける。受けてちゃいかんのか?通報すべき?猫もいる。やっぱいるのか〜、漁港に猫。絵に描いたような光景だわ。


 すこし寒い中、裏側っぽいところを通って、もとの道に戻り、ぐるんとまわれることを確認。で、やっとお店に入れました。

 
 お腹が空いてたまらなかったので、「いまもってきて!すぐもってきて!待てない!待てない!待てない〜〜!」と言いたいのを我慢して、冷静にメニューを見るフリをする。なんでもいいから、茶漬けよ、茶漬け!と思ったものの、茶漬けだけではさびしいので・・・・というより、さかなセンターに近づいた時からぷんぷんにおっていた焼き魚の香りに負けて、まぐろのほほ肉のステーキを注文するも、月曜の午前中はだいたい品切れだというので、オススメのさばの塩焼を頼むことに。ラッキーなことに、最後の一皿だった様子。


 美味しかったよ〜〜。


 オススメだというだけあって、さばはぷりぷりのちろちろ(身が白いってこと)で、ふかふかで熱々の厚々(身が厚いってこと)で、脂がのっていて、血身も甘くて美味しくて、薬味としてついてた大根おろしも柚子も岩塩も何もつけずに、二人で猫みたいに綺麗に食べちゃいました。ご飯が欲しいところでしたけど、茶漬けが来るのは待って、ひたすら身をほぐす私たち。茶漬けの添えものの味噌田楽なども、あっという間に食べちまった私たち。


 そこへ 茶漬け登場。


 説明するまでもなく、ご飯の上に 刺身と薬味がのっていて、そこに「特製」おだしをかけていただくっていう・・・・あああ、今考えても、また食べたい。夫は金目鯛、私はアジでした。アジの方が、だしになって、美味しかったかも。お互い一度ずつ、ぶほっとむせて(がはは)、仲良し夫婦ぶりを発揮し、完食。


 腹八分程度のすっきり状態で、気分よく会計へ。
 しめて、1810円也。なんと、さばの塩焼きは、あれだけのぷりぷりちろちろ厚々うまうまでかでかで、450円だったのよ〜〜。安い〜〜〜♪


 すっかり気をよくした二人は、ふらふらと魚屋さんに行き、ススメ上手な兄ちゃんの口車に乗って、夕飯用に金目を一尾購入。1980円也。
 金目よ。刺身5人前はいけそうな、でかい金目が1980円よ。


 気分いいので、そばの八百屋で、さつまいもと珍しいしいたけを購入。なんで、サカナセンターで芋を買う・・・・わはは。ぶどうの味見までしちゃったわよ。さかなセンターでぶどう・・・・


 安くて美味しいものを食べて、大満足な二人は、一路自宅へ・・・・のはずが、帰りは一般道で帰ったばっかりに、途中に一度行きたいと思っていた蕎麦屋があることに気づき、先ほど腹八分で押さえていたこともあって、迷わず蕎麦屋へ・・・・それぞれ、ざる と もり をいただき、蕎麦湯も飲み干し、今度こそ腹いっぱいになって、さらに満足して帰ってきたのでした。


 あーーーーー、美味しかった。


 しかし、平日の昼間から、こんなことしてていいのか!
 しかも、満腹して満足して、幸せな気分になって、夫、昼寝してるし・・・・論文書くんちゃうんかい!


 たまにはいいね・・・たまにならね・・・たまになら・・・・・


 そして、私は気がついた。


 つくづく私はグルメライターに向いてない。なぜなら、客観的に、わかりやすく、食べ物の美味しさやお店の風情を伝えるだけの文章力がないことはもちろん、茶漬けにしろ蕎麦にしろ、食べ物を前にすると、「きゃ〜、おいしそ〜〜」という気持ちが先走り、幸せ〜に食べつくしてから気がつくのよ、
















 げげ、写真撮ってないし・・・・



 というわけで、今回のグルメツアーも、画像なしでお送りいたしました。とほほ(死語)