これは書くべきでしょう


 今日はバレンタイン・デイ。

 まだ一年生だし、全然興味ないみたい(に見える)だし、こちらも全く気にしてなかったんですが、たまたま帰り時刻に外にいて、走ってくる姿が見えたら、左手に学校行く時には持ってなかった袋が・・・・


 おおお、もしかしてそれは・・・・



(続き)


そうっす。生まれて初めてもらったチョコが・・・。


 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお



 高まる鼓動(私のね)。
 思わず字も重なるね。


 当然聞くわね。


「誰からもらったの?」


「●●ちゃん」



 雲ちゃんの口から出た名前は、ちょーーーー御馴染みのクラスの子。
 ちょーーーーおなじみつっても、正確には、その子が・・・というよりも、その子のお母さんが・・・・


 そう、その子のお母さんと私は、クラスの役員仲間。その子が、雲ちゃんを気に入っているとかいう話も全くなく、非常にしっかりした気が利くお嬢さんなので、その名前を聞いた瞬間に、






「義理」



の文字が私の脳裏をよぎりました。


 しかも、




超、親つながり


 親が出るのもどうかと思ったけど、御礼の電話しちゃったわよ。がはは これ、二十歳でやってたら異常だけど、まだ一年生だからゆるちて。


 ま、本人はそれなりに嬉しそうだったので、いい思い出にはなったことでしょう。
 ホワイト・デイに御礼するのよね。何がいいだろう。やっぱ、お菓子作らないといけないの?げげげげげげげ、気まぐれに作るのは楽しいけど、絶対作らなきゃ!ってのは結構厳しい。