時代に取り残される私


 10年ぶりに、円を米ドルに両替した。



(続き)


 そう、10年前は新婚旅行。今回は夫の出張用。


 10年前は、窓口で申込書を書いて(定かでない)、現金とTCの内訳を指定して(定かでない)、窓口で受け取ったような気がするんだが、今回窓口に行ったら、


「USドルでございますか?恐れ入りますが、あちらの両替機をお使いくださいませ。TCも現金もかくがくしかじかあーでこーでどーのこーの」


と、昔の友達にそっくりの女性行員さんが教えてくれた。


 へぇぇぇぇ。全部機会でやるの?機械ね。

 
 知らんかったよ。


 ま、自販機などの機能を考えれば、なんてことないんでしょうが、頭の固い爺さんのような私には、へぇぇぇぇな世界でございました。
 その後、TCの使用申込書などを記入し、思わず、


「最近はすごいんですねぇぇ」


なんて、ちょーーーーーおばはんなことを言って帰ってきた。ちょっと感ずるところがあると、何かコメントしないと気がすまない私。テレビのグルメ・レポーターとかになっていたら大成していたかしら。


 もしかして、その筋では常識なんでしょうか?
 海外旅行もたまにはしないと、取り残されてしまいますわね。家買ったらお金なくなったから、当分無理な気分ではあるが・・・・無理していくか?


 さらには、帰宅してあれこれ調べていたら、最近はTCはほとんど使わないっていう記事を見つけた。そうなの?そうなの?そうなの?そういうもんなの?



 いや〜、頭の固い爺さんみたいな私だからさ、わからんよ。がはは


 おっさんから爺さんなんて、立派に男だね>あたし。