無理矢理っぽいが・・・


 せっかく新しいカテゴリーを作ったので。

一人で着るデイリー着物 基本の着付けと帯結び (別冊NHKおしゃれ工房)


 
 ↑あれは、具合悪い中で、ぼーーっとインターネットしているうちに、買ってしまった着付けの本。これ、いいよ。なんだろ。帯結びの写真が鮮明で、わかりやすい。知りたかった帯結びも掲載されてる。着物の写真も綺麗。薄い本だけど、私が欲しい情報が満載って感じ。


 つうか、そういう風にアマゾンのレビューに書いてあったから、ふーーんと思ってポチっと買ったら、本当によかった。オススメどす。でもやっぱ着付けちゃんと習うべき?


 でも、昨日、着付けの教室をあれこれ検索してたら、なんか怖そうなとこばっかなんだもん。かねてから気になっていた某無料着付け教室も、「ああ、やっぱりそうか」的ブログを発見し・・・・今年の10月あたりに、今やってるダンスを中断して(レッスン日と講習日が重なりまくりだったから)本気で行こうかとおもっていたが、行かなくてよかった。ていうか、本気で行こうと思っていたときには、真相ブログ的なものを見つけられず・・・そのブログが最近アップされたもんだってことでしょうが、他の方は真相を公表できなかったのかしら?いずれにしろ、本当はどうよって思っていた部分がわかってよかった。思いはふっきれました。


 が、そうなると、ネットで見つかる範囲では、大手呉服メーカーがやっている、お金がかかりそうな教室ばっかり。むむむだわ。お母さんが着付けの先生とかいう友達を見つけるか?もと芸者さんで、手結びを教えてくれる、綺麗で良心的で粋な姉さんって・・・こんなとこにいるわけないか。


 台東区あたりに引っ越すか?がはは


 あと、和裁。今長襦袢が欲しいのだが、結構高い。ポリエステルのでも、結構する。それに、やはり着心地は、正絹の方が断然いい。からだにしんなりフィットする。
 仕立て上がりだと、それなりの価格であるが、ちょっと続けて着物を着てみて思ったは、やはり長襦袢があってないと、綺麗に着付けられないってこと。着物以上にちゃんとしてないとダメかも。一枚だけ、私サイズで誂えてもらったのを持っているが、着付けしてくれた人が感心したほど体にあっていて(当たり前)、着ていても全然違和感なく気持ちがよい。それに、着付けの最中に感心したように「お誂えですか?」と聞かれ、控えめそうなふりをしながら(ふりって・・・・がはは)「・・・ええ。おわかりになりますか?」「ええ、お体にぴったりですから」なんてやりとりするのもちょっと気持ちよい。がはは ここに「誂えはお高いので、自分で作りましたのよ。お恥ずかしい」なんて一行がはいろうものなら、気持ちよさも倍増!がはは ていうか、そこまでやったら、着付けも自分でやれよ>自分。


 で、もう一枚普段着に合わせているのは、ポリエステルの、たぶん叔母のお下がりだが、全然サイズがあってない。去年、裾は自分で上げた。そのまま、よくわからないうちは普通に着ていたが、こないだあまりに着付けが決まらないので、ちょっと長かった裄を直した(つっても、ちゃんとしたやり方じゃない)ら、そのせいかどうか、着易く、着付けもそれまでよりピシッと決まった。


 襦袢って大事ぃぃっぃい・・・・・と実感。


 というわけで、上記のように探してみているが、高いので、長襦袢くらいだったら自分で作れるんじゃないか?と甘い思いを抱いている次第。で、和裁の本も探しているが、なかなかないのね。
 本見て独学でできるものなのか?という思いもある。被服学科だったので、浴衣と一重の着物は縫ったことがある。なので、全くゼロからの出発ってわけじゃないが・・・・それでも本でってのは限界あるんじゃないか?が、和裁教室ってのも、着付け同様、大手メーカーがやっているのがほとんどなんだね。なんだか受講料とかがやたらと高い。それも、練習用という名目で、高い反物買わされそう。


「せっかく自分で作るんだから、これくらいいいもの使わないと」
「いや、でもへたくそだから、まずはこれくらいで」
「ダメダメ、安いの買ったら安心して、気を抜いて上手になれないわ」


なんてやりとりが想像に難くない。さらに、プロコースとか師範コースなんかに行くと、もう着る機会のない振袖やたぶんやたらと高い留袖用のを買わないといけないに違いない。そして、きっとそれにあわせて帯なんかも・・・・そうそう帯の仕立てってのもあるしね。やっぱ、大手は怖そうだ。

 
 数からすると、個人でやっている教室の数の方が多いのかもしれないが、そういうのはネットには出てこないね。口コミで情報集めるしかないか。


 でも、個人だと先生との相性とか、いろいろありそうだし・・・・口コミだと、仲介者との関係もあって、断りにくいとか?ま、あれこれ考えてると前には進めないんだけどね。


 とりあえず、和裁の本を探し出して、長襦袢を作ってみよう!と、今は思っている。なんでも自分でやっちゃう奴>あたし。ていうかやろうとして結局やらない奴っていう話しも・・・・・


 うちの祖母は・・・・ていうか昔のお母さんは、普通に和裁できてたよね?寝て起きたら浴衣ができてたなんていう話を母から聞いて、「大人になったら自然に浴衣が縫えるようになるんだ」的なことを漠然と思っていたあたし・・・そういうの多い>あたし。親から教えてもらっていたのかね。それとも、学校でやってたの?小学校で英語教育ってのもいいけどさ、個人的には和裁を教えてもらって、中学出たら誰でも一重の着物くらいは縫えますみたいなことやって欲しい・・・て、ものすごい一時的でものすごい勝手なお願いだ。がはは 基本は手縫いで直線縫いだから、小学生でもできないはずない気がする。


 そういえば、大学に和裁の講師としていらしていた、東京女子師範時代に卒業したであろう(そんなに古くないか)先輩おばあさん、某国立大教授の方は、ほんっとに少女マンガに出てくるような「おばあちゃん♪」て感じの、まあるいめがねをかけて、小柄でふっくらして控えめ〜って感じの方だったけど、運針してるときは、まるでクライアントを前に堂々とプレゼンしている広告代理店の営業役の松嶋奈々子みたいにだった(どんなんだ。しかも、たぶん字が違うし)。後光がさしていた。


 運針が速いのよ。


 後にも先にもあんなに速い運針は見たことないです。あのスピードだったら、一晩で浴衣も楽勝だわって感じ。運針の概念を変える運針だったわよ。


 チクチクチク・・・・・・じゃない。


 たったったったったったったたたたたたたたたたたたたたんがーーーーーーーーーーーーーーー・・・・みたいな。

 
 まじめな話、ゆっくり縫うミシンとだったら張り合えるくらいに速い。もちろんまっすぐ。しかも、なんだか私たちにはできない技があり・・・・どんだけ縫っても針を抜かないで縫い進むっていう・・・針を抜かないと、針が曲がってない限り、縫い目が曲がらないのよね。わかる?すごいのよ。これを読んでいる皆さんに見せたいです。ほんとに。


 たかが運針って思ってたけどさ〜、やっぱりさ〜、どんなことでも、極めるっていうのはすごいことなんだって、ものすごく感動しました。以来、私たち学生一同の先生を見る目が変わった(ような気がする)。あの運針ができるようになれば、あたしも一人前だなって感じ。たぶん、なれないな。わはは