↓の後


 ふへ〜みたいな感じで、お風呂に入っていたら、コンコンとノックが。




 ノックする奴は一人しかいないので(他にいたら怖いし)、「な〜にぃ」と声をかけたら、


「バスタオル、かけとくからね♪」と。


 うちの風呂は、ドアが樹脂製で強化プラスチックなかんかが(かなんかって・・・)窓みたくはまっている奴で、ドアの取っ手代わりに横になが〜い取っ手兼用のタオルかけが両面についている・・・ってわかる?


 で、ドアにぶらぶら下げるのがイヤなあたしは、そこにタオルなんてかけたことがなく、お風呂に入るときにも、使用するバスタオルを洗面台の脇にほへっと置いてるだけ(ほへって・・・?)なんであるが、そのバスタオルを、雲ちゃんがドアの取っ手兼用タオルかけにかけてくれたってわけさ。


 なんとなく嬉しかったのよ。



 早くいろんなことを終えて、だらだらと二人で仲良く過ごしたいな〜。二人?三人じゃなくて?





 あははっははっはっははは。




 昼間は二人しかいないからねぇぇぇ。


 いつもいつもべったりずーーーーーーーっと二人で過ごしていた頃は、あたしに自由を!なんて思っていたけど、小学4年生で既に一緒にいられる時間の短さに気づく。それはあたしが忙しいからっていう理由だけじゃなく、平日は学校から帰って、必要なこと(宿題したり、ご飯食べたり、お風呂はいったり)をしていると、なーーんにもしないでダラダラお話するような時間ってちょっとしか取れないのよね。ゆっくりお話をって思っているとすぐ寝なくちゃいかん時間になるし・・・・何につけても「いまのうちよ〜」と言う子育ての諸先輩方の言葉が身にしみる今日この頃。


 いつまでもあると思うな親と金

 っていう格言(格言なのか?なんかあまりに世俗的であるが・・・)があるが、



 いつまでもあると思うな子どもとの時間

 みたいなのもあるわねぇえ。ちょっと字あまり。