金魚

okami092008-07-22



 一週間くらいしか空いてないのに、ものすごく長く更新してない気が・・・・


 この間に・・・いや厳密には、その前からいろいろあったのだが、いろいろありすぎて書いてないことがいっぱいだわさ。だわさって・・・


 で、金魚。


 これ、結構トピックスよ。七夕の金魚すくいで雲ちゃんが二匹の和金をゲット。それを持って帰ってきて、「げげげげげ」と思ったあたし。



 なにしろ、あたしは生き物育てがとても苦手で、小さい頃に金魚も手乗り文鳥もまともに世話ができたことがないのがトラウマに・・・。学校で栽培していたジャガイモでさえ、なんだかあたしのだけうまく育たないし・・・・生物(なまもの)は食べるだけにしとこうなんて、不埒なことを思うわが人生・・・・なので、雲ちゃんが、犬か猫を飼いたがっているが、金魚の世話すらまともにできなかったあたしが、哺乳類の世話をできるか?という不安と、犬を飼っていた夫が、犬がなくなったときのショックからいまだに立ち直れず(?)、哺乳類は絶対に飼いたくないと、夫にしては珍しく強く主張しているので、犬猫はおろか、金魚すら飼わない我が家であったが、ついにやってきてしまったが、7月5日。


 その日は部活の本番で、しかも夜中まで衣装の打ち合わせしていて(?でね)、ただでさえ疲れた気持ちだったのに、金魚の存在を聞き、もう気持ちはマイナスの極地。さんざんいかに金魚が嫌いか(わはは)を訴えたものの、とりあえずホームセンターに水槽やら石やら、モアイやら(わはは)を買いに行き、水槽のセットをしたら、ちょっと気持ちが盛り上がってきた。


 それにあれなのね。あたしが子どものときには金魚蜂に水草と金魚だけ入れて飼ってたから、ほとんど毎日水をかえないと、すぐくさくなるし、超面倒くさかったけど、最近は金魚飼うのすらポンプで空気供給したりして、水質を保つ薬?とかもいっぱいあって、カルキ抜きもそういう錠剤放り込んで、半日水をおいたりしなくてよくて、結構楽チンに飼えるのね。


 そう。あたしは、毎日金魚の水を替えるっていうのが絶対いやだったのよ。第一、このくそ忙しいあたしにそんなことできるわけねぇべさって思っていたわけだが、↑だったら話は別。
 くさいイメージもなく、面倒くささも半分くらいだし、水槽を泳いでる金魚見てると結構いやされるし、雲チャンセレクトの水草とモアイ(わはは)もいい感じだし、結構いいじゃん。それに、雲ちゃんが、ちゃんと、朝水槽にかけてる布をはがして「おはよう」と声をかけながら餌あげて、帰ってきたら「ただいま〜」とこえかけて、夜は夜で布かけながら「寝るぞ」なんていってる姿を見るのもなかなかよい。
 親子で水槽の前に座り込んで、あーーだこーーだいいながら、金魚談義に花を咲かせるのもなかなかよい。


 金魚も悪くない。



 と思い始めて2週間。



 金魚すくいの金魚は弱いらしいけど、続けて白かび病だか、白雲病だかにかかり、あっという間に逝ってしまいました(ToT)
 結構頑張ってお世話してたつもりだったんだけど・・・と、ちょっぴりショックを受けていた私であるが、驚いたのは雲ちゃん。


 一匹目のが逝ったとき、号泣。


 いってみりゃたかが金魚。犬みたいに抱っこしたり、擦り寄ったりするならなんとなくわかるが、金魚なんて、水槽のむこうで勝手に泳いでるだけなのに、そこまで気持ちが入っていたのかと、驚くやら感心するやら。
 さんざん泣きに泣いて、落ち着いてから埋めようと、一緒に水から上げたら、また号泣はじめ、外に行って穴掘って、「赤二朗(そういう名前でした)埋めるからね」と穴に金魚を寝かせたときにまた号泣。
 ゲームばっかりしていて、こういう気持ちがうまく育ってないんじゃないかとひそかに心配していたのだが、ちょっと安心したりして・・・・雲ちゃんにとっても、私にとっても、さびしいけれどいい経験だったと思います。
 
 

 もうちょっと余裕ができたら(金魚飼いに関してじゃなく、あたし自身が)画像アップって思っていたら、↑のようなことになってしまったので、残念ながら画像はありません(T_T)かわりに、我が家のミニミニ庭園で咲いたお花たちの画像をアップ。
 このカーネーション。3年前の母の日に雲ちゃんがくれたスプレーカーネーションの鉢植えなんであるが、毎年花が咲くのよねぇぇぇぇ。


 カーネーションって、多年草だったのか!



 と、感動。



 それもだが、このカーネーション、毎冬「もうだめか?」と思うほどに枯れ枯れになり、どういうタイミングで処分すればいいの?(なにしろ生き物育ては下手だから>あたし。植物すらうまく育てられないのよ)と思っているうちに、春になって新芽が出、お?と思っていたら、花をつけ、へぇぇぇぇって思うのを2年繰り返した昨年秋。
 ちょっと水やりをサボっているうちに、さすがにこんどは駄目だろうくらいに枯れ枯れになり、でも、処分のタイミングわかんないし、だめもとで枯れ枯れになったところを、ぜーーーんぶ切ってみたら・・・・・・しばらくたって、なんだか元気な新芽が出てきて、今年はこの3年間の中でもっとも美しく咲いております。すげえ生命力!何度もいうけど、


カーネーションって多年草だったのね!


 そんなわけで、切ることがダメージにならないことがわかり(3年かかった)、切花にして飾ってみた次第です。はい。