自分の再生産


 家政学修士をもつ身的に言えば、家庭は再生産の場であり、外で受けたストレスや日ごろの悩みや心配事を一瞬忘れて、自分をリセットし、さあ、また頑張るぞ!とエネルギーを補給する場所でありますね。
 


 じゃあさ、家を守ることがその大きな役割である我々主婦は、いったいどこで再生産されればいいの?日ごろの悩みや心配事はどこで解消して、リセットするのでしょうかねぇぇぇ。

 
 心配事があって家事が手につかないとき、主婦であり家政学修士であるあたしはこんなことを考えてしまうのです。


 
 を再生産する場を管理する仕事をする人って、そこで自分は再生産できるんだろうか?


 大学院時代にそんなことを家事った・・・いや、かじったが、そのときには全然実感できてなかったな。もう一度、あそこにもどって、研究したら、多くの主婦を救うことができるんでしょうかしらねぇぇ。



 何も心配事や悩みがない人っていないと思うし、みんな何かを抱えて生きているから、多かれ少なかれいろいろあるとは思うけど、自分だけ損してるな〜と感じることがあると、あたしはどこで再生産されればええの〜と、わめきたくなること、あります。



 かっこつけずに、私を侵食している黒いもんのことを、誰にでも相談したり、ぶちまけたりすればいいんでしょうけど、言われたほうも困るよねぇぇなんてことを考えてしまって、ためこんでしまいがちはあたしは、自分の再生産の仕方を学ぶべきなのかもしれませんわね。観葉植物に向って悩み相談してる場合じゃないよね。がははっはは 暗いじゃん! 寺にでもこもるか。どこの寺だよ。


 ぶっちゃけてしまおう。



 あまりないのだが、今日、家事の手抜きを指摘され、むっとした。このところの、あたしの家事への集中力のなさには、あきらかな理由があって、それどころじゃない感があったのよね。ちょっと落ち着いて、ほっとしたら、脱力感が襲ってきて、できれば再生産されたい感じなわけよ。そういうふうにその場で言い返せばいいのかもしれないが、というか、たぶんそうすべきで、そうすることで一瞬空気は凍るけど、その場で終わってこんなに嫌な気持ちを引きづらずにすむんだろうが、そこがあたしのよくないところ。「これは今は言っちゃまずいよねぇぇ」的よく言えば相手への配慮をし、ここまで出かかった言葉を飲み込んだ。

 

 鶏が先か、卵が先かなこともあると思うが、ものすごくさかのぼって言わせていただければ、何が先かは明言できます。でも、それこそ、相手への配慮をすると、いえないのよ。そして、それは簡単に誰にでも言えるようなことじゃなかったりするわけよ。わかってくれてはいないのかしらねぇぇ。


 頭に来たからネットでハンドバッグでも買うか!がははっははっははは


 いや、本当に欲しいのはそんなもんじゃない。


 新しいミシン。古畑任三郎のDVD全巻・・・・・そうなの?>あたし。別に、田村正和が好きなわけじゃなく、あのシリーズ、なんかはまるのよねぇぇぇ。スワロスキーの貼り石10万円分とかでもいいな。あと軽井沢一週間の旅とか。ヘアメイクを勉強しにも行きたいし、友禅染めを習って、お茶の教室にもいって、和食をがんがんに叩き込んでくれる料理教室にも行きたい。ちゃんと洋裁習って立体裁断も勉強したい。トルソーも欲しい。


 ストレスのはけ口を物に求めるのはやめましょう。わははっははは