後ろ向きついで

　 骨折以来･･･というか、一応完治を言い渡され、リハビリが始まったあたりから、体にいろいろ違和感がある。

　場所や程度を変えながら、あちこちに次々出ている。

　こんなにいろいろあるもんなのか？自分の行いが悪いんじゃないかと思うくらい、いろいろある。

　比較的気軽に通える整体に出会え、「ちょっとでも違和感あったら早めにきてください」といわれているので、安心ではあるが、そういう部分で過保護になれてない･･･というか、実は病院嫌いの私は、「へんだ、病院行こう」って思わないので、整体も、「こんなことで行っていいのか？」と思うことも多々あり。

　でも、これまではとは事情が違うので、私にしてはまめにいっている。

　つい先日も、全然たいしたことなかったのであるが、あちこちぼんやり痛いようなむずがゆいような、一個一個は全然たいしかことなかったのであるが、以前の私なら絶対ほったらかしていたんであるが、気分もかえたかったし、お金払うんだからいいかと思って、行ってみた。

　左肩から腕から手にかけて、なんとなくしびれるようなむずむずするような感じがあったので、見てもらったんだが、まず問診と最初の診断をしてくれた助手の先生？が、本当の？先生に伝達するときに「左肩が痛みはじめて、その後左手にしびれのような痛みがあるらしいのですが、左右で全然違っているの云々･･･」

　え？全然違うの？

　先生がまず目でみて、「うおおお」みたいな････「がくって入るかもしれませんよ」といいながら、なんかすごいことを･･･幸い？がくっってのはなかったが、やってもらっている途中で腕を上げるときに痛かった上腕部の筋肉のごりっていうような嫌な感じがなくなった。

　よくわからないが、肩が左右で全然違う形というか、なんかすごいことになっていたらしい。肩がずれたときの簡単な体操ってのを教えてもらったんだけど「今日みたいにずちゃったらこんなんじゃ治らないんですけどね」だって。

　左右の足のかかと付近にもかる〜い、ごくかる〜い痛みがあったので、でも、これまでなら絶対ほったらかしにしていて自然治癒みたいな痛みであるが、それを見てもらったら、やっぱり足首ずれてたらしい。

　私はそういう体質（先生は個性という）らしい。ずれやすいらしい。だから、筋力がないと結構やばいことになってしまうらしい。

　なんだかすっかり凹んだ気分だったのだが、「でも、骨折して、今この時期にこういうことがわかって、自分の体との付き合い方とかいたわり方がわかってよかったと思いますよ。この骨折はそういう意味では無意味じゃないですよ。それにこのままいけば筋力ももどってくるし、今でもきれいに復帰できてますからね。大丈夫ですよ」と。

　この先生、私の心を読めるんじゃないだろうか？別に何を言ったわけじゃない。ただ、やはり体が完全に戻ってないことが不安でもあり不満でもあり、ストレスの種にもなっており、本当はこんな思いをしながら動いているのは、すごくイヤで、もう体操なんてやめてしまって、ゆっくり絵でも描いて、あるいは書道でも始めて、もしくは本気で第二の人生的資格でもとって余生を送ろうくらいの気持ちになることも多々あり、私どうなっちゃうの？？的ぐちゃぐちゃ状態だったので、↑の言葉は妙に心にしみました。

　いつもはこちらいろいろ聞くまであまりあれこれお話なさらない先生なのに、この日は私が何も言わないのに、自分から↑なことをおっしゃり････

　なんだかありがたい言葉をいただいたな〜と、浮上したはずだったのに･････

　健全なる身体に健全なる精神が宿る･･･だっけ？ともかく、体の健康は心の健康、そしてその逆もまた真なり。

　私のリハビリは心身ともにまだまだ続くってことですな。全然復帰できてない。一歩進んで二歩下がる･･･ってこれじゃ一歩下がり続けるだけじゃん。

　三歩進んで二歩下がるだったね。

　二歩半くらい下がることもあるけどね。

　今日は本当に三歩半くらいは下がった気分。どうやって気持ちを上げていけばいいだろうね。無理に上げなくてもいいのか？

　体の傷は癒せるけれど心の痛手は癒せはしない･･･っていう歌があったけど、そんな感じ。あたし、思っている以上に心のリハビリが必要かも。怪我したときには怪我してるように過ごさなきゃいけません。具体的にはあれですが、あんなことやこんなこと絶対しちゃいけなかったんだなと深く反省。そのしわ寄せが今来ている感じがします。

　うつ病かよ。がはは　笑うとこ？笑うしかねぇじゃん。

　そうそして今左手がしびれたような軽い痛みが･･･またずれたの？大丈夫か？あたし。

　明日削除。