ミシンが壊れたよ


 このペットボトルカバーを作っている最中に、ボビンの窯の調整用のバネがぼきっと折れた・・・・ぎゃははっははっは。笑うしかねぇ。


 このって、それはどの?って思ったあなた。そう、お誕生日だったお友だち用につくって、時間がなかったので写真も撮らずに渡しちゃったのさ。いひひ
 



 なんで時間がなかったかっていうと、お誕生日の前日にお誕生日を思い出し、翌日だからカードだけで贈り物は後日・・・と思っていたが、当日の朝、思いがけず朝家事がさくさく終わり、なんとなくデザイン・・・つうか、生地選びくらいはできそうな感じだったので、生地を決めて、なんとなく、裁断くらいまでは終りそうな気がしたので、裁断し、裏地にキルト芯はさむくらいはできるなと思って、キルト芯をはさみ、ここまでが面倒クサインだよねぇぇ、ここまできたら、あとは楽しい作業であっという間に終っちゃうのよねぇぇと思ったら、どうしても続きをやりたくなり、出かける前に完成って言う・・・・お出かけつっても部活ね(^^;)。部活前にペットボトルカバー作っちゃったよ。


 最初、完成させるつもりじゃなかったので、先を急がず、丁寧に裁断とかしるし合わせとかしたせいか、朝作ったとは思えないくらい(がはは)よくできた。でも、完成したら、出かける時間が迫っていって、しかも、他にやることも思い出して、バタバタしていたので、写真なんて撮ってる場合じゃなかった次第です。はい。


 で、ミシンのほうは、キルト芯を裏地に止めるまでは無事だったのだが、次の工程に移ろうとしたら、調子がおかしくなって、窯だなと思ったので、軽く触れてみたら、バネが完全に折れてぶらぶらになっていて、つついたら


かちゃ



とかって、なんか無機質な地味な音をさせてミシンの底にもぐってしまいました。今回私用した生地が古着(義祖母・・・・こんな言葉あり?)の留袖で、柄が地味派手でよかったんだけど、着物の生地って強いのよね。だから、ミシンかけるの結構大変。だから、弱っていたところに負担がどかっときて、折れたに違いない・・・とかって冷静に原因を究明してる場合じゃなく、


 どへーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!


と思って、とりあえず試し縫いしてみたら、上糸側はなんとか見られるが、裏がぐちゃぐちゃ。バネのところに、適当な大きさで適度な弾力がある生地をはさんでみたが、縫えないことはないけど・・・っていう程度の・・・・表はともかく、下糸側が10目ごとにわっかになってたり、カーリーヘア(本当はもっとふさわしい表現があるが昼間なので避けます)みたいにからまってたり・・・・



 んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと考えて、下糸が見える箇所があるか考えてみたら、一箇所だけあったが、そこをスルーしても大丈夫なように始末して、なんとか完成させたっていう・・・・



 前からねぇ、なんとなくこのミシンやばいかもって思っていたのよ。なんか変な音してたし・・・上糸を刺す棒は結構前から壊れたし、下糸は調整が馬鹿になってる感じだったし、針への糸通しもつい最近ダメになってしまったし・・・・壊れたバネ部分はずっと甘くなっていて、何度も何度もはずじては調整して、これはバネといえるのかくらい弱くなってたし・・・・


 それでも調子がいいとかなりがんばってくれたんだけどねぇぇ。


 このミシンであの衣装もこの衣装もあれもこれもそれもどれも・・・ともかく、あまり長い期間じゃなかったけれど、私のミシン人生の中で最もよく働いてくれたので、手放すのは非常にさびしいが、ゴミとしてうちにおいておくのは、かえってよくない気がするし、きっと邪魔になって邪険になるし、ありがとうの供養をして、丁重に処分いたします。



 ありがとう、ミシンちゃん♪



 ・・・・・・とはいえ、 ミシンのない生活・・・・どうすんの?????