今日はさんまを煮ましたの

 さんまを焼く以外の食べ方で食したく、生姜煮にしましたの。美味しくできたでしょうかしら。

 そんなまじめなご飯を作っているってことは暇ってこと?


 違います。

 そろそろ私のミシン周りが、旅芸人の楽屋と化してきてますの。

 そうですの。衣装作ってますの。色がいくつもあって綺麗・・・といえるのは、深く考えずに見ているときですの。ミシン糸をいちいちかえなくてはいけなくて、面倒くさいんですの。


 今回の衣装、楽勝♪って思ったのは、あたしの誤算でしたでしょうかしら・・・つうか、最初は黒だけで縫おう!と心に誓ったのですけれど(誓ったのか?わはは)、数箇所別の色のところを黒で縫っているうちに、気持ちがすさんでいくんですの。気持ちがすさむっていうか、妥協してるな〜〜という思いがどんどん大きくなり、これはあたしのポリシーに反する!という思いが頭をもたげ、途中から色をかえて縫うことにしたんですの。そうしたあーーた、10センチ縫って糸変え、25cm縫って糸変え・・・ああああ、不毛・・・・


 ↑これがいやで、黒で縫おう!って誓ったことを思い出すも、もう後戻りはできやしません。
そろそろミシンは終盤にさしかかっているので、この苦しみもあと少し・・・と思ったら、あははっははっは。自分の全然縫えてませんでした。しかも裁断終ってたと思っていたら、間違えて裁断した人様のと自分用のをさしかえてたから、裁断しなおししないと・・・っていうか、生地が足りないからつぎはぎするのよ。


 ぎゃーーーー!!


 誰かあと作って。わはははは


 それでも今回の衣装は比較的時間がかからない方なんですけど、着物もどきだから、形にしたあと仕上げで縫う箇所が多かったり、最後の仕上げ部分は手ぬいだったりして、やっぱりそれなりに手がかかるんですの・・・というか、やはり4人分はきついんだ。今気がついた。わはっははは。


 部活やめますか?衣装やめますか?みたいな状態はこれきりにしたいと強く願う秋の夕暮れでございます。


 ぼやいてるな〜〜。


 もうね、いろいろね、腹にすえかねることが多くてね、ぼやいてないとやってらんないんですわ。本性丸出しで暴れまくりたい気分ですわ。あの人にこういって、あの人にああいって、こいつにはこういって、って言いたいこと言いまくったら怒るかな?・・・泣くかもな。つうかここに住んでいられなくなるな。わははっははは


 こういう風にならないように(ここに住んでいられないじゃなく、こうやってぼやきまくるような状態にならないよう)、もういい子ちゃんでいるのはやめよう。いい子ちゃんやってるつもりはないんだけどね。誠意を持って行動すると、見かけいい子ちゃんになるんだよね。で、ある人たちはラッキー♪って感じでそこにのっかってきて、調子こいてくるんだよね。下品だなと思うけど、下品であつかましい人の要求ほど断りにくいんだよね。なんかの本にも書いてあったな。そして、そういう人って結構多い。そうならない人ってのは貴重だなと思う。そういう人の誠意を利用するようなことをしないようにしなくちゃなと思う。と思って、誠意大将軍になっていたら、そういう人の皮をかぶったお化けだったりってこともあり・・・・ああ、人間て難しい。
 誠意を利用する人にはそれなりの対応を・・・という話をすると「同じ土俵に下りていったらいけないんじゃない?」と夫。確かにね、下りていくのは簡単だけど、下りるのは楽でも上るのは大変だもんね。見下ろしてるつもりで見下ろされているってのに気がつかない人たちなんだもんね。あらら、随分上から目線だね>あたし。人の誠意とか、気遣いとか、優しさとか、そういうのを利用しようとするのは、人としてのステージが低いと思うからこういう言い方になっているわけです。とはいえ、現実社会では、そういう人たちが誠意大将軍を見下しているかのような場面が結構ある。

 
 最終的には、下品は誠意に負けると信じよう。


 さて、これから土鍋でご飯を炊きまして、さんまの生姜煮のご飯といたしましょう。