あほか


 クッキーを焼いた。


(続き)


 焼いて焼いた焼きまくり、いったい何個焼いたのか・・・・・できるだけ 個数をたくさん作ろうと、普通サイズ(?)のクッキー20個分程度のレシピを倍にして、普通サイズよりうんと小さいのをつくり、それを、種類にして8種類作ったので、ものすごいことになっています。


 なんでこんなことをしたかっていうと、ホワイトデイのとき、雲ちゃんと夫がインフルっていて、チョコをくれた方にお礼ができてなくて、月をまたぐ前にぜひとも何か作りたいと思ったのと、ちょっとお母さんらしいことをしたくなったから。


が、しかし。


 いくら手作りお菓子でお母さんらしいつっても限度があることがよーーーくわかった。半日以上ずーーーーっとクッキーつくりに追われていたので、雲ちゃんは一人でうろうろ。時々手伝ってくれたりもしたが、だんだん飽きてくると適当なことをするので、いい加減疲れていたせいもあり、モンクをいう私。すると、「もう楽しくなくなった!」といって、立ち去る雲ちゃん。


 そりゃそうだよねぇぇぇ。

 
 その時点でやめれば、かろうじていいお母さんになれたかもしれないところ、一旦始めるとやめられない私。11時過ぎても、まだ焼いてます。がはは


 でも、まだまだ生地はあるけど、いい加減やめます。あたしなにもん?


 

 クッキー焼くとさ、いい香りが漂うよね。


 でもね、何時間も続けて焼くとさ、甘い香りが、鼻につくらしいよ。雲ちゃんたら、最後の方「ううう、甘いにおいをやめてくれ」って鼻つまんでました。がはは


 最初に焼いた紅茶クッキーは、「美味しい♪」といってつまみ食いしまくり、「もうやめてくれ」といいたくなるくらい食べてたが、三種類目くらいから、「言っとくけどさ、オレ、もう味見できないからね。きゅうりの漬物が食いてえ」とか言ってたし・・・・がはは。笑い事じゃない?
 「食いてえ」って、あんた江戸っ子かい?親は関西と九州なのに・・・


 それにしても、なんであたしって、こう極端なんでしょう。
 しかも、出来上がったクッキーたちは、レシピどおりであったにも関わらず、妙に甘い。しかも一種類は、レシピをネットで拾ったんだが、何がいけないのか生地が全然まとまらず、あまりにあんまりなので同じ様なクッキーのレシピを調べてみたら、どうも、拾ったレシピが間違っているみたい。たぶん、砂糖と粉の分量が入れ替わっているみたい。しょうがないので、バターを適当に足してみたら、無事まとまった。でも、こねすぎてるせいか食感が微妙。しかも砂糖の量は規定より多いから、これまた甘い。他のはちゃんとあっていると思うけど、甘い。


 甘いから、小さいの一個食べても、かなり満足できるっていう合理的なクッキー・・・・いいのさ。小分けしてあちこちばらまくか。丁度お別れの時期でもあるし、ご無沙汰している人々もいるし、ちょっとあげたい人もいるし・・・・この甘いクッキー、もらう人は迷惑かしらねぇぇ。ぎははははは・・・・・・ぎははって・・・笑うとこですか?