面倒くさい奴

青いあたし



・・・・それはあたしです。


 髪が青いから・・・じゃないよ(^^;)


 髪が青いのは、ボディペインティングとかに使用するメイクようカラークリームを塗っているから。一本3500円もしたんだから!!!!!だれにいってる。


 さすが舞台メイクのエキスパートメーカーだけあって、発色がすごい。黒髪に(黒くないけど)青がこれだけ映えるのは、すごい。青って黒とあわせると、同化した感じになるのよね。明度が近いから?


 とりあえずテストで塗ってみたので、かなり乱雑ではあるが、当日はもう少し繊細にやりたいです。白も組み合わせます。どこの人?って感じです。



 で、あたしの何が面倒くさいか?



 正義感が強い、変なところで責任感が強い、長いものに巻かれたくない、まちがってんじゃないのって思うことは正さないときがすまない、そこまでいかなくてもまちがってんじゃないの?違うの?って聞きたい、うやむやな説明が許せない、白黒はっきりつけたい、本来こうあるべきってことにこだわる、人にもそうだが自分にも求める、これかなりやっかい。わからないことを其の場で質問して何が悪い、挨拶くらい普通にしろよ、スポーツは礼儀だろ、子どもくせにコーチの評価すんじゃねぇ、そのくせ人がやってるときに勝手なことしやがって邪魔になってんだよ、っていっちゃう、コーチもそういうの注意しろよ、スポーツはマナー大事だろ、第一打ってる子の邪魔になってるよ・・・・とかいうね。


 今日も、やっちまったな・・・・だわよ。



 雲ちゃんがテニスに行く日で、開始は4時すぎなのに、3時57分までてこない。遊んでたわけじゃなく、係活動みたいなやつね。
 で、どう考えても開始時刻に間にあわないので、「休む?」って聞いてみたら「いや行きたい」と。


 「えらい!」


 私とえらくちがって、雲ちゃん全然体育会系じゃないが、テニスにかける情熱?だけはちょっといい。できるだけ遅くならないように即運転始めた私の携帯を雲ちゃんに渡し、操作方法を教えて、「いま学校を出たので、遅刻しますが行きます。よろしくお願いします」といわせた。


 そうして立派にいい終えた雲ちゃん。


 よしよし・・・と思っていると、「あ?え?・・・・ハイ・・・」みたいな端切れの悪い会話をしている。「じゃあ行きますから。はい、よろしくお願いします」と言って、電話を切った雲ちゃんに聞いてみた。


「なんかいわれたの?」


「う---ん・・・・・『もうはじまっちゃうよ』って・・・」


と、意味わかんないしみたいな感じで戸惑う様子。


 「だからなんだっていってた?」

 「いや、何も・・・」





 あのさ〜、7分後に始まるレッスンに向うのに、車で最低でも10分はかかり、途中踏み切りで止められたらそれ以上かかり、バカエレベーターのせいで上に行くのに3分くらいはかかるってことを見越してさ、もう始まることがわかっていて、だからこそ「遅刻するけど行くからよろしく」って説明してるわけじゃん。

 
 「わかりました。気をつけてきてね」くらいいえないのか?って思ってしまったわけよ。

 

 学校じゃないからさ、教育的配慮なんてのは求めてないけどさ、私(親)が同じような連絡するとバカ丁寧に、丁寧すぎて感じ悪いくらいな感じで「わかりました〜」って対応するくせに、子どもが相手だと、遅れますっていってる相手に対して、はじまっちゃうよかい!

 

 はじまっちゃうから連絡してんだろうが!!!!!!




 ・・・・てのを、「先ほど、雲竹斎が遅刻の連絡したときに電話に出てくださったのはどなたですか?」に始まって、「遅刻の連絡をした際の、『はじまっちゃうよ』というお言葉はどういう意味だったんでしょうか?」っていう話を、もっと丁寧な・・・丁寧すぎて感じ悪いくらいの丁寧さでいっちまったわよ。



 子どもだからって馬鹿にすんな!みたいなことも丁寧にいったわさ。



 そうしたら、「どうすればよかったんでしょうか?」・・・・って「あたしゃあんたの雇い主じゃないんだから、自分で考えろ!そんなこともわかんない頭ならいらないな」っていう言葉を抑えて、「ここは学校じゃないですからね、教育的配慮なんて求めませんが、子どもがちゃんと説明しましたよね?開始時間はわかっていて、だからこそ遅刻の連絡したわけですよね?子どもに今私がお伺いした説明をなさっていませんよね?大人なら察することができても、子どもですからね、どういう意味でいわれたのかとまどうこともありますのでね。もう一度いいますけど、教育的配慮みたいなことは求めませんが、お客には違いないわけですから、状況察して、責めるような言い方ではなく、「あわてないで、危なくないように気をつけて来てね」くらいいえませんか?」みたいなことを低い声でいっちまったな!だよ。


 案の定、慇懃無礼に謝罪してくれたけどさ、やっぱり感じ悪いのよ。


 心がこもらないお礼とか謝罪ほど頭にくるものはない。とりあえずいっとけみたいな。雲竹斎くんにも謝りますって言って謝ってたけどさ、本当の私の怒りの意味がわかったかな。


 
 形はどうあれ、謝ったことを重要視して、みたいな考え方ができんのよ>あたし。





 「遅れますけど、行きますからよろしくお願いします」
 

 「もう、はじまっちゃうよ」




  二度目だけどさ、始まるのがわかってるからこそ、あわてて電話してるわけじゃん。言われてとまどった子どもの気持ちとかって全然頭にも心にもないんだろうなって気がしたんだよね。あたしでもとっさだったら戸惑うよ。それでも、たぶんすぐに「どういう意味でしょう?」とか、「始まるのわかってるから連絡してるんですよ」とか言っちまうんだけどさ・・・。
 


 つうか、そんなことはそのおばさんだって当然わかっているわけで、だから大人相手だとそういう対応しないと思うんだよね。そこも腹が立つ。子どもだからさ、お客様は神様ですみたいな扱いをして欲しいわけじゃないのよ。でも、最低限、気持ちを尊重するとか、そういうことは子どもも来てる場所で働いてんだったら、配慮しろっていいたい。子どもつっても大学生とは違うわけでしょ。いっても11歳よ・・・って思う。




 こういうところも面倒くさい。モンクいってすっきりってわけでもないんだよね。だからこそ、あえて言わないこともあったりするわけで・・・・・でも我慢してると余計に悶々とするからさ、言ったほうがいいねって思っていって、またやな思いをするわけさ。


 あーーーー面倒くさい>あたし。



 昨日も、久々に夫と地域の話をしていて、なんであたしがイヤなのか、なのに、なんで大きな声で弾劾できないのかってのを分析してみたら、そこにはあたしの


 あるべき姿と自分の思いのギャップ 


ってのがあることがわかり、それをうけて夫からいわれた言葉。




「そこがママのいいところでもあるけど、面倒くさいとこでもあるわけやね」




・・・・・・・・そうなんです。四捨五入したら50になろうなっておばさんが、青二才みたいなこと言ってんじゃねぇえって、自分でも思うんですよ。



 あさっては地元のよさこいの本番。全て忘れて踊ります・・・ああ、でもそれはそれで問題が・・・・(>_<)


 問題っていうかさ・・・・駄目駄目!何があっても笑顔でやりぬくぞ!それがあたしの目指す道・・・・ってまたややこしい自分が・・・・がははは。


 ともかく頑張ります。